これは、最近読んだ本の中でも、指折りの、「読んでよかった」本でした!
デザインに関する幾何学の入門書です。
とても易しいところから丁寧な説明があり、また、たくさんの具体例を見ることができるので、読み進める中で、知識がゆっくり自分の中にしみ込んでいくのを感じることができます。
正直「数学」にはかなりの苦手意識のある自分でも、楽しみながら読むことができました。
デザインの専門的な指導を受けた経験がない、というちょっとしたモヤモヤと、「美しい」と感じるデザインと自分のデザインとか、どこか何か違う、という得体の知れないモヤモヤが、すこし解消されたような?気もします。
少し前に、Twitterの画面デザインは黄金比で作られているとか、そういったトピックも見たりしたので、Webのデザインへの応用なども、考えていきたいなぁと思います。
やはり基本は、通り過ぎていると、返らないといけない時がくるのだと思い知らされることが多いです。
このあと読みたいと思っている本に、タイポグラフィの本がありますが、タイポグラフィもまだモヤモヤを抜けきれない分野かなと思っています……がんばろう。
あと、個人的には、色彩・配色についても、もうちょっとしっかり自覚したいと思っているのですが、何かいい本とかあるかなぁ……また探しにいこうかな。
(リンク)「Balance in Design 美しくみせるデザインの原則」(Amazon)